ダイナースカードのマイル還元率は1%ではない|ANAダイナースカードよりも優れている理由

ANAダイナース

この記事では、ダイナースカードのマイル還元率について解説します。ダイナースカードは充実したダイニング・レストラン特典や、手厚い補償・付帯サービスが注目されているカードです。

さらにダイナースカードの高いポイント還元率を武器に、マイルも多く貯めることができるのが特徴です。特にANAマイルは注目されており、ANAダイナースカードとダイナースカードはよく比較されています。

その中でもダイナースカードが最も多くのマイルを貯めることができるカードとなっており、今回はそんなダイナースカードのマイルに関する仕様とマイル還元率を1%以上にする方法を解説して行きます。

この記事でわかること
  • ダイナースカードのマイルに関する仕様(還元率・交換条件)
  • ダイナースカードでマイル還元率1%以上で利用する方法
  • ANAダイナースカードとダイナースカードの比較

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ダイナースカードのマイル仕様|基本的に1%還元で交換可能

ダイナースカードのポイントはマイルへの交換が可能です。例えばANAマイルであれば、1,000ポイント=1,000マイルへ交換することが可能なので、ダイナースカードのマイル還元率は1%と考えることが可能です。

ただし交換条件などもあるため、ダイナースカードのマイルに関する仕様を解説して行きます。そのあとマイル還元率1%以上で利用する方法についても記事後半で紹介します。

ダイナースカードのポイントは「1ポイント=1マイル」で交換できる

マイルへの交換レート
  • ANA:1000ポイント➡︎1000マイル
  • デルタ航空:2000ポイント➡︎1000マイル
  • ユナイテッド航空:2000ポイント➡︎1000マイル
  • JAL:2500ポイント➡︎1000マイル

ダイナースカードでは様々な航空会社のマイルにポイントを変えることができます。ANAやJAL、デルタ航空、ユナイテッド航空などのマイルに交換することが可能です。

ANAの場合が最も交換レートが高く、1000ポイント毎に1000マイルに交換することが可能です。実質、1ポイント=1マイルで交換できることになります。ダイナースカードの基本のポイント還元率は1%なので、マイル還元率も1%と考えられることが多いようです。

ダイナースカードのポイントをマイルに交換するには一部上限がある

ダイナースカードANAダイナースカード
ANAマイル年間40,000マイルまで上限なし
JALマイル上限なし交換不可
ユナイテッド航空マイル年間120,000マイルまで交換不可
デルタ航空マイル年間140,000マイルまで交換不可

ダイナースカードのポイントをマイルに交換する場合、一部の航空会社の場合交換できるマイル数に上限があります。最も交換レートが高いANAマイルへの交換の場合、年間で40,000マイルまでの交換となります。

もしANAマイルで上限なくマイルへ交換したい場合はANAダイナースカードが必要となりますが、ダイナースカードの場合ポイント還元率(マイル還元率)がANAダイナースカードよりも高くなるメリットがあります。

ダイナースカードのマイル還元率は1%以上になる理由

ダイナースカードのマイル還元率は実は1%以上になり、1%還元のANAダイナースよりも高くなります。ダイナースカードで貯まるポイントは、1ポイント=1マイル(ANAマイルの場合)で交換できるのですが、ダイナースカードではそもそものポイント還元率が1%以上になるため、マイル還元率も1%以上になるという仕組みです。

詳しく解説します。

ダイナースカードは実は1%以上のポイント還元

実はダイナースカードには、ANAダイナースカードやJALダイナースカードには無い特典が存在します。

それはポイントアップ特典です。ダイナースカードの場合、多くの場面でポイント還元率がアップする特典があります。

ポイント還元特典
  1. ポイントボーナス
    いつもよく利用する店舗で「最大5%」のポイント還元率
  2. ポイントアップ加盟店
    ホテル、レストラン、ショップ・サービスでボーナスポイント1%分を獲得
  3. ポイントアップモール
    多くのウェブサイトで「最大+9.5%のポイント追加」

詳しくは「ダイナースカードのポイント還元率がANAダイナースより高い理由|実質1%以上」の記事で解説しているのですが、普段よく利用する対象のコンビニ・飲食店では最大5%のポイント還元、全国各地のホテル・レストランでは+1%のポイント還元特典、ポイントモールでは多くのウェブサイトで最大+9.5%のポイント還元を受けることが可能です。

これらのポイント還元率がアップする特典は、ダイナースクラブカード・三井住友信託ダイナースカード・ダイナースクラブ プレミアムカードの3枚だけの特典となっており、ANAダイナースカード・JALダイナースカードでは利用できません。

つまりANAダイナースカードやJALダイナースカードはポイント還元率(マイル還元率)は1%以上にはならないということになります。

実はダイナースカードだとマイル還元率1.5%~2%も狙える

ダイナースカードの場合、多くの場面でポイント還元率がアップします。しかもホテルやレストランなど比較的金額が大きくなる利用に対しても2%のポイント還元となり、日常よく利用する対象のコンビニ・飲食店では最大5%のポイント還元となり、オンラインショッピングでは最大+9.5%のポイント還元が得られます。

基本のポイント還元率が1%ですが、これらから総合的なポイント還元率を考えても、ダイナースカードのトータルのポイント還元率は1.5〜2%は十分に狙える範囲かと思われます。

例えば、年間で以下のような利用状況だったとした場合、

年間の利用額が100万円に対し獲得ポイント数が17,000円相当なのでトータルでのポイント還元率は1.7%に相当します。マイルに交換すると、ダイナースカードのマイル還元率は1.7%になることがわかります。

利用項目利用額ポイント還元率獲得ポイント数
日常利用60万円1%6,000円相当
ホテル・レストラン10万円2%
ポイントアップ加盟店
2,000円相当
いつものコンビニやカフェ10万円5%
ポイントボーナス
5,000円相当
オンラインショッピング20万円2.0%(1.5%〜10.5%)
ポイントモール
4,000円相当
合計100万円17,000円相当

マイルはANAダイナースより、ダイナースカードの方が効率が良い

これらの試算は低く見積もっているため、ホテル・レストランをもっと利用する、いつものコンビニやカフェをもっと利用する、オンラインショッピングでもポイント還元率を低く仮定してますが、最もポイント還元率が高い店舗も多く存在するため、ダイナースカードのマイル還元率が2%やそれ以上を狙うことも十分に可能と言えます。

ANAダイナースカードなどではこれらが全てポイント還元率1%となり、マイル還元率も結局1%になってしまうため、通常のダイナースカードの方がマイル還元率を高く利用することが可能となっています。

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ダイナースカードのマイル還元率を確定で1.5%に引き上げる方法

ダイナースカードのマイル還元率を上げたい場合、特典を活かしてトータルでのポイント還元率を上げることに加えて、もう一つ確実に1.5%のマイル還元率を獲得する方法が存在します。解説します。

マイル還元率1.5%を獲得するために必要なもの

必要になるもの
  • iPhone
  • ANA マイレージアプリ 
  • コンパニオンカード

マイル還元率1.5%を獲得するために必要なものは3点です。

このうち「ダイナースクラブ コンパニオンカード」はダイナースクラブカードでのみ発行することが可能です。

ANAダイナースカードやJALダイナースカードでは発行することができませんので、この点でもダイナースクラブカードの方がマイル還元率が高くなる仕様になっています。

マイル還元率1.5%を獲得するための手順

必要になるもの
  1. ダイナースクラブ コンパニオンカードをApple Payへ登録する
  2. Apple Pay(コンパニオンカード決済)でANA Payへチャージする
  3. ANA Payを使って支払いを行う

マイル還元率1.5%を獲得するための手順は3テップです。

まずは持っているiPhoneのApple Payにダイナースクラブ コンパニオンカードを登録しましょう。

次に、Apple Pay(コンパニオンカード)でANA Payへチャージを行います。この時、通常のコンパニオンカードのポイント還元率は0.5%ですが、Apple Pay決済の場合1%のポイント還元率となるため、実質1%相当のANAマイルを獲得することになります。

最後に、チャージしたANA Payを使って通常通り支払いを行いましょう。ANA Payでは0.5%のマイルを獲得することが可能となっています。

コンパニオンカードでチャージした際の1%相当と、ANA Pay利用時の0.5%相当を合わせると、トータルで1.5%相当のマイルを獲得できることになります。

このようにダイナースカードであれば、ポイント還元率がアップする特典だけでなく、コンパニオンカードを利用することでもトータルのマイル還元率を上げることも可能です。いずれもANAダイナースカードには無い仕様なので、マイルを狙い際はダイナースカードを検討してみても良いかと思います。

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ダイナースカードとANAダイナースカードの比較

では、最後にダイナースカードとANAダイナースカードを比較します。

ダイナース
カード
ANA
ダイナース
JAL
ダイナース
年会費
(2026/3~)
29,700円
(税込)
33,000円
(税込)
34,100円
(税込)
家族会員
(2026/3~)
5,500円
(税込)
8,800円
(税込)
12,100円
(税込)
入会
基準
所定の基準
を満たす方
所定の基準
を満たす方
所定の基準
を満たす方
利用
可能枠
一律の制限なし 一律の制限なし 一律の制限なし
支払い
方法
一回払い
ボーナス払い
リボ払い
一回払い
ボーナス払い
リボ払い
一回払い
ボーナス払い
リボ払い
ポイント
還元率
1% 1% 1%
マイル
還元率
1%
1P=1マイル
に交換可能
1%
1P=1マイル
に交換可能
1%
1P=1マイル
に交換可能
エグゼク
ティブ
ラウンジ
対象レストランの
所定のコース料理で
2名以上予約で
1名分無料
対象レストランの
所定のコース料理で
2名以上予約で
1名分無料
対象レストランの
所定のコース料理で
2名以上予約で
1名分無料
空港
ラウンジ
世界1,700箇所以上
で利用可能
世界1,700箇所以上
で利用可能
世界1,700箇所以上
で利用可能
プライオ
リティ
・パス
無料で発行可能 無料で発行可能 無料で発行可能
ホテル
特典
一部割引特典
朝食特典など
一部割引特典
朝食特典など
一部割引特典
朝食特典など
海外旅行
傷害保険
最高1億円
(利用条件付帯)
最高1億円
(利用条件付帯)
最高1億円
(利用条件付帯)
国内旅行
傷害保険
最高1億円
(利用条件付帯)
最高1億円
(利用条件付帯)
最高1億円
(利用条件付帯)
ショッピング
・リカバリ
年間500万円
(利用条件付帯)
年間500万円
(利用条件付帯)
年間500万円
(利用条件付帯)
ゴルファー
保険
最高1億円
(自動付帯)
特典 初年度年会費無料
〜2026/6/30

ポイント還元率
アップ特典

コンパニオンカード
発行無料

最大122,000
マイル相当
〜2026/3/31
・入会ボーナスマイル
:2,000マイル
・更新ボーナスマイル
:2,000マイル
・フライトボーナスマイル
:+25%
・入会後初回登場
ボーナスマイル
:5,000マイル
・更新ボーナスマイル
:2,000マイル
・フライトボーナスマイル
:+25%

基本的な仕様については、ダイナースカードもANAダイナースカードも変わりません。特典部分が異なる仕様になっています。

ANAダイナースカードの場合、入会時に2000マイル、カード更新時に2000マイルを獲得できますが、その分年会費も高くなっているのが特徴です。マイル還元率が1%であることと、年会費が3000円程度高いことを踏まえると、お得感はそれほどない特典になっています。メリットとしては、フライト時のマイルが+25%上乗せされる点かと思います。もしANAをつかって何度も飛行機を利用する場合は、ANAダイナースカードにメリットが出てくるかと思います。

一方でダイナースカードの場合、年会費が若干低く抑えられているのに加えて、ポイント還元率がアップする特典がついています。これがダイナースカードの方がトータルでのマイル還元率が高くなる理由になっています。またMastercardブランドのコンパニオンカードを無料で発行することができ、これを使えばマイル還元率1.5%を実現することも簡単にできます。

飛行機を何度も利用するという方はANAダイナースカードの方がメリットが出てくる可能性がありますが、年間に数回程度した利用せず、基本的にはマイルを貯めて行きたいという方にとってはダイナースカードの方が効率よく貯めることができる仕様になっています。

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まとめ|マイルを貯めるならダイナースカード

この記事では、ダイナースカードのマイル還元率について解説しました。

ダイナースカードでは通常1%のポイント還元率となっており、ANAマイルの場合1000ポイントを1000マイルに交換することができるためマイル還元率は1%と考えられがちです。しかしダイナースカードのみポイントアップ特典が存在し、実際のところは1.5%〜2%以上のマイル還元率を実現することも十分に可能な仕様になっています。

コンパニオンカードを活用したマイル還元率をアップする方法もダイナースカードにはあり、これらの特典はANAダイナースカードやJALダイナースカードには存在しないため、マイルを貯めることを視野に入れている場合はダイナースカードが一番効率的にマイルを貯めることができるカードと言えます。

家族カードなども利用するとより多くのポイントを貯めることができ、マイルを使った旅行や旅行中の傷害保険・付帯サービスも充実しているので、ダイナースカードを検討してみてはいかがでしょうか。

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プロフィール|この記事を書いた人

    • 著者:とことこ
    • 職業:現役銀行員 15年目

    • 資格:FP1級保有

    • 専門:個人の資産運用、節税対策

    • 所有クレジットカード:
        • ダイナースカード

        • 三井住友カード Visa Infiniteなど